
2022年6月30日 髙松博仁展 presence-存在- 2022念7月8日(金)~16日(土) 日曜休廊
◎展覧会名 髙松博仁展 presence-存在-
◎会期 2022念7月8日(金)~16日(土) 日曜休廊
10:00~18:00(最終日16:00)
◎展覧会のテーマ
モチーフは大谷石の地下の採掘場跡である。初めて地下の底部に降りた時の感覚は忘れられない。巨大な柱群があたかも地下の宮殿を思わせる。圧倒的な巨大空間である。その非日常を何とか表現したいとこのモチーフに取り組んできた。採掘場跡を描いてはいるが、この空間を描きたいという思いがある。最近の取り組みを端的に言えばそのようなことだ。
そのような空間は、絶えず脅迫的で、あるいは開放的な、見る者の思考を停止するような圧倒感を持っている。虚構のようでそれでいて存在感だけはしっかりと重い。例えば、底知れぬ穴を覗くとき。深すぎる青空を仰いだ時。山あいの父の実家で体験した夜の昼間とまるで違う「外」。恐怖の中で見たその時の星空・・・。圧倒的な空間は私を苛み、狂おしくめくるめく世界に誘うかのようだ。
◎出品点数 24点
F130 1点, S100 2点, F15 1点, F10 4点, 6号 2点, 4号 3点, 3号 6点, SM 5点
◎略歴
1955 茂木町生まれ
1996 宇都宮大学教育学部美術科内地留学
2003 足利美術協会大賞
2005~ 春陽展
2006 春陽会選抜展
2008~10 春陽会展奨励賞(3回) 会員推挙
2013~栃木県新作家集団展
2019~ R293美術展
その他グループ展、個展(銀座ミハラヤ、祐天寺 yellow toes、等)
現在 春陽会会員
※作家 会期中全日在廊予定